2011年11月29日火曜日

ストラスブール その2

すこし間があいてしまいましたが、ストラスブールの午後について・・

フランス側から見ると、ドイツに最も近いところで、ドイツらしい料理が楽しめるところとして有名ですが、ドイツ側からみれば、ドイツから最も近いフランスで、フランス料理を楽しめるところです。
ストラスブールはランチでも予約がいるところが多く、2軒ほど敗退。大聖堂前のラ・メゾン・カメルツェルというレストランへ。
このレストランの建物自体も歴史があるそう。
 内装も凝っています。
 アルザス名物・シュークルート(後で知ったのですが、ザワークラウトのフランス語読みだそう)が有名なお店らしいのですが、ソーセージ以外が食べたかったので、あえてソーセージ以外を選択。前菜にはストラスブールの名物フォアグラ。シェアしたいといったら、綺麗に半分に盛り付けて出してくれました。
 オットットの頼んだ鶏肉のクリーム煮?らしきもの。やっぱり国境越えると味がフランスになるね!と美味しそうに食べていました。
 私のは牛肉のワイン煮らしきもの。栗やナッツが一緒に煮込んであり、秋らしい料理で美味しかったです。
 一緒に行ったMさんは、カリフラワーのスープにサラダ。スープだけでも結構なボリュームがありました。さすが観光地にあるレストランだけあって、ウェイターさんは英語が通じ、スープとサラダをどの順番で出して欲しいか、シェアするかどうかを聞いてくれるなど、とても親切で居心地良く、ゆっくりと食事を楽しめました。
食事の後は散歩です。レストラン近くのグーテンベルク広場へ。活版印刷で有名なドイツ人のグーテンベルグですが、ストラスブールに移住していたことがあったようで、この広場があるそう。
広げてある紙に何が書いあるのかな?と話していた私たち、後から調べたところ旧約聖書の一説「そして、光が現れた」と印刷された聖書を広げて見せているとのことでした。オットットの推測は「量産品」。グーテンベルグのおかげで大量印刷ができるようになったので、間違ってはいませんが・・・
 オットットが川沿いが綺麗だよと教えてくれたので、川沿いのプチフランスへ。途中でとっても見慣れたものを発見。
 ストラスブールの旧市街を囲む川は、高低差があり、船の行き来の際に水位を調節する設備があります。まさにシアトルのバラードにあるLocksと同じ設備をフランスでみることになり、少し不思議な気分。
 観光用の船がギリギリ一杯の幅で入ってきました。
 水位が上がったらゲートを開けて出ていきます。水の出し入れなどはバラードのLocksより古い感じでポンプを使うのでなは無く、水位差を利用して水の出し入れをしているようでした。
 帰りのTGVに乗る前にお土産のケーキ。どれも見た目に美しく、とっても美味しかったです。