2013年4月30日火曜日

Champignons-Pfanne (きのこの煮込み)

だいぶ季節外れですが、ドイツのクリスマスマーケットの屋台で出される料理の一つChampignons Pfanneというキノコ煮込みがあります。いろんなところで食べれるのですが、一昨年の冬に、Baden-Badenのクリスマスマーケットで食べたChampignons-Pfanneが特に美味しく、どうにか再現したいとずっと思っていました。
Baden-Badenで食べたときの写真。

「champignonpfanne(キノコ煮) weihnachtsmarkt(クリスマスマーケット)」と検索して出てきたレシピなどを参照しながら作るようになって、だいぶそれらしいものができるようになってきました。材料はいたっていシンプルで、マッシュルームと玉ねぎだけ。しかも調理法も簡単で、玉ねぎとマッシュルームをフライパンでオイルと一緒に全体が飴色になるまでしっかり炒め、パプリカパウダーとガーリックパウダーを全体をなじませる。水とブイヨン、バルサミコ酢を入れて煮詰めれば完成です。食べる際には、ニンニクソースをかけて食べます。

  • 白いマッシュルーム(大きければ4等分)
  • 玉ねぎ(薄くスライス)
  • ブイヨン1個
  • パプリカパウダー
  • ガーリックパウダー
  • バルサミコ酢
  • オリーブオイル
  • ガーリックソース(写真のピンクのラベル)


このレシピにしてから、オットットも「だいぶ近いと思う」とのこと、ただお互いまだなんとなく違う気がするので、答え合わせは今年の冬にまたBaden-Badenのクリスマスマーケットに食べに行くしかなさそうです。

2013年4月29日月曜日

クライミングロープの手入れ

一番初めにカールスルーエに来た際、ジム用に購入したクライミングロープがさすがに2年ほどたち黒くなってきたので、クリーニングをすることに・・・実はこのロープはもともと70メートルロープを半分に切って友達と分けたもので、先日半分にしたロープの持ち主に会いそのロープの綺麗さにちょっとショックを受けて洗濯を決意しました。

外岩で使っているわけではないので、とりあえずぬるま湯洗いだけをしてみることにしました。結構水が黒くなり、風呂桶がかなり汚くなってしまいました。

2度洗いして、タオルかけに干して水を切ります。これでもダメなら、ロープ用の洗剤で洗ってみる予定です。

おまけ:ロープの末端処理
先日、日本から送ってもらった荷物の一つ、ナイロンロープカッターを試してみました。ハンダゴテのカッターのようなもので、先端を熱処理しながら切ることができます。
ちょっとヘタってきたロープの両端1メートルぐらいを切りました。断面も綺麗で、ほつれてくる心配なく満足な仕上がりです。

2013年4月28日日曜日

ティッシュ

ドイツに来てちょっとビックリしたのが、ティッシュの分厚さでした。
日本ですと、一枚のティッシュは薄い2枚からなっているのが普通ですが、ドイツでは4枚・・・分厚すぎて使いにくいのと、なんとなく1回使っただけで捨てるのはもったいないと思うぐらいの高級感があります。かといって分けて使うのも嫌なので、我が家では2枚重ねのKosmetiktücherという物を使っています。大抵ティッシュ売り場ではなく、コットンパフや綿棒などが置いてあるところに置いてあり、最初は見つけるのに苦労しました。
箱の表か裏にはzweilagig もしくは2-lagigと書いてあります(lagig=ply)
Kosmetiktücherは大抵150枚入りで、普通のティッシュは100とか90枚入りになります。
ドイツのポケットティッシュ。日本のものよりパッケージは細めで、素材はペーパーナプキンぐらいの丈夫さがあります。
もちろん4枚重ね(4-lagig)です
オットットのお気に入りはなんと言っても日本のティッシュ。帰国の際にトランクの隅に詰めてきたこちらの鼻セレブをドイツでも大事に使っています。

2013年4月24日水曜日

パンケーキ

久々にホットケーキが食べたくなり、スーパーで見つけたちょっと変わった商品を試してみました。
Mondominというとコーンスターチか?と思わず思ってしまうのですが、Mondomin社はホットケーキミックスも出しています。
 作り方はいたって簡単で、裏に絵が描いてあるとおり、「ボトルを振る->ボトルに直接牛乳340mL入れる->ボトルを振る」でホットケーキの生地の完成です。
このボトルから直接フライパンに落として焼きあげれば完成という、なんともお手軽な製品でした。

American Pan Cakeと書いていあったので、味はどうかな・・?と不安でしたが、アメリカのパンケーキミックスよりずっとこっちのほうが美味しい!とオットット。(オットットはアメリカのパンケーキミックスが好きではなく、森永など日本製のホットケーキミックス好きです)

たまにしかやらないので、こういう使いきりタイプが便利です。

2013年4月22日月曜日

DHL

日本のクロネコヤマトなどの素晴らしい宅配システムを知っていると、海外の宅配システムの不便さには怒りを通り越して、唖然とすることもしばしばです・・・たとえばシアトルのUPSでstandard shippingとすると、大体10日営業日ぐらいは見ておく必要があります。というのも何故か家から20マイルほど離れた集配所(車で30分ほどのところ)に2~3日も留め置かれて、近所の営業所に到着するまではオンライン上でステータスが見れても、取りに行くことはできなかったりするからです。
今回日本からドイツに電化製品とちょっとした雑貨を実家から送ってもらったのですが、ドイツの税関の厳しさや、ドイツ側で配達を請け負うDHLの評判の悪さもあり、スムーズに届くことなど全く期待をしていなかったので、まあ1か月以内に届くといいな・・・ぐらいの気分でしたが、なんと営業日6日で到着という素晴らしい速さで荷物が届き、私もオットットもビックリでした。

日本からはEMSで発送してもらったので、ステータスはDHLのページでもこんな感じでみることができます。荷物の出入国や、税関や荷物のある宅配センターなどが順次表示されていきます。受け取りは配達員の方が持っていた入力端末にサインして完了でした。発送の際にはインボイスが1通(郵便局のサイトにフォーマットあり)とEMSの伝票だけで大丈夫です。税関に関しては内容物の価値などで税金が課されるらしいのですが、伝票に表示した金額は2万円越えていましたが、不思議なことに税金もとられずすみました。
今回一番心待ちにしていたのはこちらの靴の消臭・除菌・乾燥機 リフレッシューズという製品です。

今までドイツで使用していた同じ機械が4月の初旬にまったく動かなくなり再度購入です。(もちろん日本のものなので、変圧器を挟んでの使用ですが、保証対象外であることには変わりないので泣く泣く買い換えです)
クライミングシューズの手入れ専用ですが、この機械がないとシューズの中が不快であるだけでなく、$100以上のシューズ買い換え頻度が高くなりとても不経済なので、私たちの生活には欠かせない製品です。

2013年4月20日土曜日

マウルタッシェ

前回滞在した際に、ドイツ人の友達の家でドイツ・シュヴァーベン地方の郷土料理のマウルタッシェを使った料理をご馳走になったのですが、オットットがいたく気にいったようなので試してみることにしました。
マウルタッシェは正式名称はMaulbronn Teigtascheといって、でっかいラビオリのようなものです。Maulbronnという名前からも、2011年の滞在時に行った世界遺産のマウルブロン修道院にゆかりのあるもののようです。もちろん自家製で作る家もあるようですが、スーパーではすでに出来上がったものがパックになって売っています。
 本来の食べ方はスープに浮かべたり、茹でたものを焼いたりするらしいのですが、友達の家ではちょっと変わった食べ方をしていました。厚さ7ミリ程度に切って・・・
 野菜と一緒に炒めます。私たちはズッキーニ、パプリカ、ホワイトマッシュルーム、ナスをいれましたが、友達の家ではさらにSellerie(日本語だと根セロリになるのでしょうか・・?)なども入れていました。
 そして最後になぜかSweet Chill Sauce・・・友達によるとこれを添えて食べると美味しいとのことで、ドイツ料理ではなくなるのですが、なかなか美味しいのでオットットは気にいったようです。まだご馳走になった味とは違うようなので、今度会った時にちゃんとレシピを聞いてみるつもりです。

2013年4月18日木曜日

どこに行ってもやはり春になると桜がみたくなるもので、特にソメイヨシノらしきものを見つけた時はとても嬉しくなります。
オットットが通勤途中の道でかなり立派なソメイヨシノを見つけたとのことで見に行ってみました。
 ちょうど満開
今週はこれから天気は下り坂なので、今週末には散ってしまいそうです。
 やっと街路樹にも新緑がでてきました
 道路の脇の水仙とチューリップとパンジーもきれいです

2013年4月17日水曜日

炊飯

ドイツでもお米が食べたい私たちなので、以前はキャンプ用の炊飯鍋をシアトルから持参して炊飯していましたが、オットットは炊飯鍋でご飯が炊けないので、一人の時でもお米が食べられるよう、「電子レンジ専用炊飯器 備長炭入り ちびくろちゃん 2合炊き」という容器を導入しています。
初めはそんなに期待していなかったのですが、水加減さえ間違わなければ、かなりおいしく炊けるので大変便利です。
 洗米後、水を入れるのですが、中に水を入れるラインがないので、いつも適当です。(説明書には「xx mL入れるように」と書いてあるのですが、毎日のことなので最近はもっぱら目分量で入れています)
美味しく炊くためには、お米にしっかりと吸水させる必要があるので、朝食時に洗米をしておいて夕方までレンジに放り込んでおきます(夏場はさすがに冷蔵庫に入れますが・・・)
中蓋をして、最後にロック付きの外蓋をしめて、レンジで13分(2合)、むらし10分ほどです。むらし途中で容器をさかさまにすると、なんとなく美味しくできる気が・・・
炊きあがりはこんなかんじで、2合炊くと中蓋ぎりぎりまでお米がきます。
 お米は、Karlsruheダウンタウン内にある、Asian Martで購入するお米。1Kgで3.5ユーロぐらいで、ちゃんと日本のお米です。

2013年4月13日土曜日

水売り場

飲料水は近所のEDEKAというスーパーで購入しているのですが、DurlachのEDEKAには地下に水、ビール、ジュースだけを扱っている専用のエリアがあります。Karlsruheダウンタウン内のスーパーには無かったので、初めは少し驚きました。
みんな大量に買いだしていくので、駐車場がある地下と直結している売り場は購入には便利そうです。
 ケース買いが基本なので、まるで業務用スーパーのような雰囲気です。
 家から持ってきたカートを持って・・・
 水をカートに積んで、レジで会計です。

2013年4月12日金曜日

ネギ

和食・中華では使う機会の多いネギですが、こちらでは日本のごく普通なスーパーで売っているようなネギはありません。(白い部分が非常に太く、緑色の部分がとても固いLeak/Porrというネギはありますが、調理法が良くわからないのでシアトルでも手を出したことはありません・・・)替わりにチャイブを使うのですが痛むのが早いので、プランターで育てながら必要分だけちぎって食べています。
今回この方法を初めて試したのですが、水やりはオットットが面倒を見てくれるので、枯らすことなく長持ちしてくれとても経済的です。
右下の金色のうさぎさんは、大家さんがくれたイースターのチョコレートです。可愛いので食べていません・・・こちらでは、大きなウサギのチョコレートが3月末から4月初旬にスーパーに山盛りにされて売られています。

2013年4月10日水曜日

飲み水

ドイツは水道水が硬水のため飲み水はスーパーで買うのですが、スーパーの水も結構ミネラル分が多く、軟水になれている私たちにとってはどれでもいいわけではありません。
特に水に煩いオットットのイチオシはこのBlack Forestという水のガスなしで、たぶん店に置いてある水の中で一番軟水かもしれません・・・(私たちがいるカールスルーエはSchwarzwald・黒い森というエリアなので、この水も地元の水なのかしら?と思いつつ・・・)
水を買う際に必ず成分表とガスが入っているかどうかをチェックします。オットットの判定ではミネラルのトータルが100mg/l以下ぐらいがそのまま飲んでも美味しいらしいですが、ドイツのボトル入りの水は1000mg/l以上あるのが普通なので、Black Forestは超軟水の部類なのかもしれません。
 通常ドイツの人たちは浄水器などを使って、調理用には水道水を使いますが、我が家では煮物などの料理も、味噌汁、コーヒーなどの飲み物もこの水を使うので、結構な量を消費します。大体1ケースを4日ぐらいで使いきるため、返却(ボトルには3ユーロのデポジットがあるので)と買い出しにAmazon.deに注文したコロコロカートがお役立ちです。

2013年4月9日火曜日

塩豚

シアトルにいるときは豚を買う機会は宇和島屋に行った時に、薄切りとひき肉を買うぐらいですが、ドイツは豚肉が安いので、バラ肉をブロックで買ってきてよく塩豚にします。ドイツに来たので、またさっそく塩豚作成です。
スーパーでも肉屋でも基本対面販売なので、品ぞろえのいい近所の大きめの肉屋でバラ肉を2本購入。好きな幅に切ってもらえるので、らくちんです。
 塩をバラバラとふりかけて、キッチンペーパー巻いた後、サランラップでピッチリと包んで冷蔵庫へ。キッチンペーパーを毎日替えて、4~5日ほどでいい味の塩豚になります。
私は茹でてスープごと食べるのも好きですが、オットットは焼いたほうが好きな様子。

2013年4月8日月曜日

ふたたびドイツに

前の更新から約一年放置のブログでしたが、またドイツに来ているので、備忘録がわりにブログを書くことに・・・
実はすでに4回目ぐらいのカールスルーエ滞在ですが、今回からはMühlburger Tor‎のゲストハウスではなく、Durlachというカールスルーエ・ダウンタウンから少し離れた場所にあるアパートに滞在することになりました。アパートは以前アメリカ人が滞在していたアパートを大学が借り上げて、みんなで共同で使うような形なので、すでに調理器具や布団、家具などはすべてあり、階下に住んでいる大家さん(英語が話せる!賃貸契約をする上で一番重要事項だったと思われます・・・)がいろいろと面倒をみてくれるので、ゲストハウスとあまり変わりありません。
ただゲストハウスではワンルームタイプのホテルのような部屋で、清掃付きでしたが、今度はリビング、キッチン、ダイニング、ベッドルームと全部そろっているうえ、基本自分で清掃なので広い部屋が逆に面倒です・・・

キッチン
アメリカ人がオーブンと食器洗い機がないキッチンは不便だ!とゲストハウスに不満を持っていただけあって、こちらにはオーブンと食器洗い機が備え付けられています。ちなみ私は電子レンジがあれば特に不満はないので、オーバースペック気味です。
 ダイニング
開放的で気持ちがいいのですが、朝ご飯を食べているところが丸見えなのがちょっと落ち着きません。。
ベッドルームその1
 ベッドルーム2 
今は他の滞在者がいないので、オットットのごろ寝部屋になっていますが、他に滞在者がいる時は、ベッドルームとして使うそうです。
 リビング
こちらも滞在者が3人以上になった時にはベッドルームになるらしいですが、そういうことはめったにないので、通常はリビングスペースです。