ドイツで一緒にクライミングによく行く友達が日本食を作りたい&食べてみたいとのことだったので、作って楽しそうな日本食?にチャレンジしてみることにしました。ちなみにドイツ人の友達は日本食はほとんど食べたことがなく、魚もめったに食べないそう。
ドイツ人夫妻に日本在住経験のあるドイツ人家族(大人1人+子供2人)の計5人。
作ったのは子供うけがよく、日本食に慣れていない人でも大丈夫そうな下記の4つ(餅は日本から持ってきていた餅をフライパンで焼いただけですが・・・)
-餃子
-お好み焼き
-巻き寿司(スモークサーモン&アボガド)
-磯辺餅
今回はオットットも一緒にキッチンに立って奮闘したため写真はありませんが、作ったものの覚書を残そうと思います。
餅
1/3に切ってフライパンで焼いて、磯辺餅に。こちらは初めてのお餅が喉に詰まりはしないかとハラハラしていたのですが、子供たちはMochi~とうれしそうに全部平らげてくれました。
餃子
皮を近くのアジア食材店で見つけていたので、具を作ってあとは包み方を見せたら子供たちも一緒に5人でせっせと包んでくれました。まるでマウルタッシェみたい!と大喜び。
皮:Asian Landで1.65ユーロで一つ20枚入り
具:ひき肉300g、ニラ2~3本、白菜3枚、シイタケ、ショウガ、ニンニク、オイスターソース、醤油、ゴマ油
ジップロックに全部入れてひき肉の油が溶けるぐらいよく揉みこみ、袋から直接具をスプーンで取り出すと後片付けが楽です。約40個分
巻き寿司
こちらも1本をお手本で巻き、残りの3本は大人たちが交代で巻いてくれました。お米はどこまで乗せるの?のりの端に水はつけるの?(餃子の後に作ったため、こんな質問がでたのかと・・・)など私にとってはビックリな質問が沢山出て、逆に楽しませてもらいました。具がサーモンとアボガドだけだったので、全員はみ出すこともなく仕上がりました。
酢飯:チビクロちゃんで2合硬めに炊飯し、リンゴ酢(米酢は高いので、ドイツではリンゴ酢で代用)、砂糖、塩で作ったすし酢を混ぜて酢飯は完成
具:生臭くないスモークサーモンとアボガド
お好み焼き
ドイツにあるもので簡単に作れて外国人でも食べれる物といえばお好み焼きというオットットの助言で、あり合わせの材料でお好み焼きにもチャレンジ。(確かに日本に遊びに来たドイツ人の友人をお好み焼き屋に連れて行ったらバクバク食べていたので大丈夫かと・・・もちろん豚肉のお好み焼きを選びましたが)
でき上がりにオットットが鰹節を振りかけると「ふわふわと動く様子が面白い!」とみんなが楽しんで食べてくれたのでよかったです。豚肉は前日から塩漬けにした塩豚を薄切りにしていれたのですが、塩味がいいアクセントになってよかったです。
お好み焼き粉:小麦粉、片栗粉(小麦粉と片栗粉は1:1)、シイタケのだし、カツオだし粉、卵
具:キャベツ、チーズ、薄切りにした餅、塩豚
ソース:トンカツソース、ケチャップ、はちみつで作ったお好み焼きソース(オットットが適当に混ぜたので配合比は分からず・・・でもすごくお好み焼きソースに近い味でした)とマヨネーズに鰹節
キャベツはこのへんてこりんな形をした Spitzkohl(その名も尖ったキャベツ)が柔らかめで日本のキャベツに近い気がします。大きいものだと抱えるぐらい大きさあるのですが、写真のサイズ程度の小さいものもよく売っているので、使いきりやすいのもいいです。
どれも居酒屋料理的なものだったため、ドイツ人夫妻が用意してくれたALTENMUNSTER URIG WURZIGとHoepfner, krausenという2つのビールがよく合いました。HoepfnerはKarlsruheの地ビールなのでよく飲む機会がありますが、Krausenは初めてでした。飲む際にPilsとWeissの中間のような感じと教えてもらった通り、とても飲みやすい美味しいビールでした。
食後にはドイツ人夫妻が用意してくれたKinder Überraschungというおもちゃ入りのチョコを子供たちと一緒にくじ引きのように引いて楽しみました。Kinderのチョコレートは好きでよく買うのですが、そういえば今までおもちゃ入りのチョコエッグは一度も買ったことがありませんでした。大人でもKinder Überraschungのコレクターがいるのがなんとなく納得できる楽しさがありました。さらに手作りのラズベリーのソルベやアイスクリームをご馳走になり大満足でした。
ドイツの材料でも意外になんとか作れるものだなぁ・・・とオットットと2人でほっと一息です。
2013年11月11日月曜日
2013年11月10日日曜日
コンサート
先週のことになりますが、コンサートに2つ行ってきました。
パイプオルガンを生で聞いたことないオットットが折角ドイツにいるのだからぜひどこかの教会で聞きたいと言っていたところ、素敵なお誘いで行ってきました。
オットットの友達で教会でオルガンを弾いている人が教えてくれたのですが、たまたま東日本大震災の復興チャリティーコンサートが開催されるとのことでドイツ人の友達3人と一緒に行ってきました。
教会の写真を撮り忘れたのですが、すごくモダンで立派な教会でした。実は教会の建物はよく行く広場に面していてずーっと目にしていたのですが、警察と交通局の事務所の間にあるせいかずっと裁判所だと思っていた場所に立派な教会がありました。
比較的現代的な選曲でしたが、オルガンのいろんな音色が聞けたのもよかったですし、なによりトランペットの奏者がすごくよく楽しく聞けました。
この日が結構現代的な選曲だったので、もう少し古典的なオルガンも聞いてみたいと思っていたら丁度翌日ゲストハウスの隣の教会でコーラスコンサートが行われる情報をKarlsruhe情報サイトで発見したのでそちらにも行ってみました。
天井がカナダみたい!とオットット。メープルのような葉っぱがデザインされた綺麗な天井でした。
12月に向けてほぼ毎週どこかの教会でコンサートがあるよと教えてもらったので、また機会を見つけて行きたいと思います。
パイプオルガンを生で聞いたことないオットットが折角ドイツにいるのだからぜひどこかの教会で聞きたいと言っていたところ、素敵なお誘いで行ってきました。
オットットの友達で教会でオルガンを弾いている人が教えてくれたのですが、たまたま東日本大震災の復興チャリティーコンサートが開催されるとのことでドイツ人の友達3人と一緒に行ってきました。
教会の写真を撮り忘れたのですが、すごくモダンで立派な教会でした。実は教会の建物はよく行く広場に面していてずーっと目にしていたのですが、警察と交通局の事務所の間にあるせいかずっと裁判所だと思っていた場所に立派な教会がありました。
比較的現代的な選曲でしたが、オルガンのいろんな音色が聞けたのもよかったですし、なによりトランペットの奏者がすごくよく楽しく聞けました。
この日が結構現代的な選曲だったので、もう少し古典的なオルガンも聞いてみたいと思っていたら丁度翌日ゲストハウスの隣の教会でコーラスコンサートが行われる情報をKarlsruhe情報サイトで発見したのでそちらにも行ってみました。
Landesjugendchors Baden-Württemberg(BADEN-WÜRTTEMBERG YOUTH CHOIR)のコンサートです。録画機材も来ていたので、もしかしてコーラス自体は撮ってはダメかな?と思い写真は撮りませんでした。ユースと書いてあったので中高校生ぐらいの子供たちのコーラスかと思ったのですが、ほぼ大人のコーラスで思った以上の迫力。さらにオルガンやコントラバス、チェロなどが伴奏としてあり、とても素敵でした。しかもプログラムの中に2つ英語の曲があり(オットットはドイツ語だと信じて聞いていたので気付かなかったそう・・・)また違った視点で楽しめました。
家の隣でガラガラ毎日鐘を鳴らしている教会の内部に初めて入りました。思ったより綺麗で、明かりや天井が素晴らしいのにビックリ・・・天井がカナダみたい!とオットット。メープルのような葉っぱがデザインされた綺麗な天井でした。
12月に向けてほぼ毎週どこかの教会でコンサートがあるよと教えてもらったので、また機会を見つけて行きたいと思います。
2013年11月4日月曜日
Neuer Wein
先日買い出しに近所のStephansplatzの朝市(月水金 朝7:30~)に行った際、野菜売り場の店先にタンクのようなものが置いてありNeuer Wein(新酒)と書いてあったので試してみました。
量り売りで、2EURO/L程度です。
赤白両方あったのですが、好みでつい赤いフェーダーローターを買ってしまいましたが、ドイツでは白いフェーダーヴァイサーのほうがメジャーだそうです。(ドイツは白ワインが主流なので)
容器は自分で瓶を持参してもいいのですが、持っていない場合はこんな容器に入れてくれます。
秋限定の発酵中のワインで10月一杯しか飲めないそう(詳しくはwikiで)。スーパーでも売っているのですが、発酵中のため蓋が完全に閉まっておらず、持ち帰るときは瓶を倒さず持って帰らなくてはなりません。
こちらはスーパーで買ってみたフェーダーヴァイサー
ドイツ人の友達は昔車のトランクに入れておいたフェーダーヴァイザーがプラスチックの容器ごとガス圧で破裂してトランクがワインまみれになったそう。そのくらい発酵がすさまじいです。
味のほうは・・・赤は甘みがすごくあって、口当たりが良くまるでジュースのようでしたが、白はすでにだいぶ発酵が進んでしまったのか甘みがほとんどなくてワインに近い味になっていました。翌日また白のほうを飲んでみたのですが、白は白ですっきりとした味で美味しかったです。
量り売りで、2EURO/L程度です。
赤白両方あったのですが、好みでつい赤いフェーダーローターを買ってしまいましたが、ドイツでは白いフェーダーヴァイサーのほうがメジャーだそうです。(ドイツは白ワインが主流なので)
容器は自分で瓶を持参してもいいのですが、持っていない場合はこんな容器に入れてくれます。
この容器で3L入ります。試しに買ったので500mLでしたのが、美味しかったのでもっと買えばよかったと後で後悔・・・
こちらはスーパーで買ってみたフェーダーヴァイサー
蓋はなく、小さな穴があいたフィルムがかかっているだけです。
確かにすごい発酵している感じで、動かさなくても泡がぶくぶく出てきます。ドイツ人の友達は昔車のトランクに入れておいたフェーダーヴァイザーがプラスチックの容器ごとガス圧で破裂してトランクがワインまみれになったそう。そのくらい発酵がすさまじいです。
味のほうは・・・赤は甘みがすごくあって、口当たりが良くまるでジュースのようでしたが、白はすでにだいぶ発酵が進んでしまったのか甘みがほとんどなくてワインに近い味になっていました。翌日また白のほうを飲んでみたのですが、白は白ですっきりとした味で美味しかったです。
左側の白がフェーダーヴァイサー Federweißer
右側の赤がフェーダーローター Federroter
2013年11月2日土曜日
風邪?
ドイツに着いてすぐ、どうも風邪っぽくなってしまったオットットに続いて私も風邪らしい症状になってしまいました。オットットいわく、ドイツに来ると必ず一度は風邪になる・・・とのこと。先日話していたドイツ人が冬は特に乾燥しているからねと言うだけあって、部屋に置いたタオルもすぐにバリバリに乾きます。手元の貴重なパブロンエースはオットット用にとっておくことにして、自分用に近所のアポテーケ(Apotheke 薬局)に風邪薬を買いに行ってきました。
MarktplatzのそばにあるInternationale Apothekeは以前オットットもお世話になったところで、英語が通じます。(ドイツの薬はすべて対面販売なので、やはり英語が通じるかどうかは結構大事なポイントです)
薬剤師さんに症状を一通り話したら、うがい薬はこれ、喉の痛みがひどければこれ、鼻水の場合はこれ、と症状別に一つ一つ説明してくれます。さらにこれは夜用。こちらはアルコールなしで昼間用などなど・・・
まとめて対処する総合感冒薬はないのかな?と思い聞いてみたら、あるとのことなのでまずはそれを試してみることにしました。アメリカでもよく見るWICKの風邪薬です。
そしてドイツはなんといってもハーブティー。前回は咳と気管支のためのハーブティー(Husten und Bronchialtee)にお世話になりましたが、今回は風邪用のハーブティーを試してみることに。Erkältungsteeという、その名も風邪(Erkältung)茶(tee)というハーブティーです。念のためアポテーケに薬との併用可能かどうか聞いたところ、大丈夫とのことでしたので、薬とハーブティー、あとはお気に入りのRicolaのSanddornの喉飴で風邪対策をすることにしました。
Wick DayMedは白とどぎつい橙色のカプセル(外から見ると白とピンクの千歳飴のような可愛い色合いですが・・)
Erkältungsteeはハーブティー!という味であまり美味しいとは思えない味ですが、飲んだ後は結構すっきりするので一日2杯程度飲んでいます。
2013年11月1日金曜日
久々のドイツ
オットットが再びドイツに出張になったので、食料を担いでまた2人でドイツ生活です。このブログもまた備忘録としてちょこちょこ書こうと思います。
今回は珍しくシアトルからフランクフルトへの直行便利用です。普段は大抵雲で覆われていて何も見えないフライトなのですが、この日は雲が低かったせいか上空に上がるととても綺麗に山が見えました。
前回は春から夏に向かうドイツを楽しんでから帰りましたが、ひさびさのドイツはもう秋も終わりという雰囲気です。オットットは私が先に帰国した後(私は長期滞在許可証をもってないので滞在期間3カ月まで)も、一人でさらに2ヶ月近く滞在し、結局8月までドイツにいたので「僕はあまり久々じゃない・・・」とブツブツ。
年に2回は来ているドイツで滞在地も同じのため、新鮮味は確かになくなってきましたが、最近別の問題が・・・最初の2回程度は入国審査の際も何も聞かれずスタンプをもらっていましたが、前回の滞在が90日以下とはいえぎりぎりだったためか、今回の入国審査は入国の目的、滞在地、帰りの航空券の有無など結構事細かに聞かれました。私の次に入国審査をしたオットットはものの数秒で審査を終えてでてきました。長期滞在許可証をもっていると質問は何もなく、パスポートにスタンプすら押されないそうです。
今回はDurlachのアパートではなく、Karlsruheの街中のゲストハウスに滞在です。ゲストハウスは2階建のDurlachのアパートよりずっと高さがあるため、朝焼けなどはとても綺麗に見れます。
今回は珍しくシアトルからフランクフルトへの直行便利用です。普段は大抵雲で覆われていて何も見えないフライトなのですが、この日は雲が低かったせいか上空に上がるととても綺麗に山が見えました。
シアトルのMt Rainier
カナダのロッキー山脈
前回は春から夏に向かうドイツを楽しんでから帰りましたが、ひさびさのドイツはもう秋も終わりという雰囲気です。オットットは私が先に帰国した後(私は長期滞在許可証をもってないので滞在期間3カ月まで)も、一人でさらに2ヶ月近く滞在し、結局8月までドイツにいたので「僕はあまり久々じゃない・・・」とブツブツ。
年に2回は来ているドイツで滞在地も同じのため、新鮮味は確かになくなってきましたが、最近別の問題が・・・最初の2回程度は入国審査の際も何も聞かれずスタンプをもらっていましたが、前回の滞在が90日以下とはいえぎりぎりだったためか、今回の入国審査は入国の目的、滞在地、帰りの航空券の有無など結構事細かに聞かれました。私の次に入国審査をしたオットットはものの数秒で審査を終えてでてきました。長期滞在許可証をもっていると質問は何もなく、パスポートにスタンプすら押されないそうです。
今回はDurlachのアパートではなく、Karlsruheの街中のゲストハウスに滞在です。ゲストハウスは2階建のDurlachのアパートよりずっと高さがあるため、朝焼けなどはとても綺麗に見れます。
2013年5月20日月曜日
パンの材料(ドイツの小麦粉)
こちらで食パンを作るようになったので、その際に使っている小麦粉(Weizenmehl)とその他の材料の覚書です。
[小麦粉]
ドイツの小麦粉は日本とはまったく違った基準で分けられており、初めは何が何だかさっぱりでした。
日本の小麦はグルテン量の差で薄力粉(7~8%)<中力粉(8~10%)<強力粉(10~13%)となっており、アメリカの小麦も日本とよく似た分け方で、Cake flour<All purpose flour<Bread flourとなっており使い分けにそれほど困りません。
一方、ドイツの小麦粉はミネラル量で種類分けされており、スーパーでみるだけでもミネラル含有量の少ないほうからType405, Type550, Type630, Type1050と分れており、さらに小麦粉も普通の小麦(Weizen)の他にもディンケル(Dinkel)、ライ麦(Roggen)といった別の種類の小麦粉もあり、小麦粉一つ選ぶのに一苦労でした。
日本風食パン用には、グルテン含有量(小麦タンパク)の高いもの&ミネラル量が低いものが日本の強力粉に近そうなので、ミネラル量の少ないType405の中でタンパク量=Eiweiß量の多いものを使ってみることに。通常のType405のEiweißの量は9g/100gぐらいなので、スーパーで片っ端から小麦粉の成分表ラベルをチェックしてEiweiß量が多めのものを選んでみました。下記の物は問題なく膨らみ、フワフワに仕上がりました。
こちらはEDEKAで買ったType405の小麦粉。Eiweißが12.8g/100gと多め。
こちらはフランスの街、Wissembourgで買った小麦粉。Karlsruheはフランス国境にとても近いので、ローカル電車で1時間も走ればフランスの街に行けます。こちらはProtein量が15.6とかなり多めで最強力粉相当です。
こちらはREWEで買ったType405の小麦粉。こちらもEiweißが12g/100gと多め。
[小麦粉]
ドイツの小麦粉は日本とはまったく違った基準で分けられており、初めは何が何だかさっぱりでした。
日本の小麦はグルテン量の差で薄力粉(7~8%)<中力粉(8~10%)<強力粉(10~13%)となっており、アメリカの小麦も日本とよく似た分け方で、Cake flour<All purpose flour<Bread flourとなっており使い分けにそれほど困りません。
一方、ドイツの小麦粉はミネラル量で種類分けされており、スーパーでみるだけでもミネラル含有量の少ないほうからType405, Type550, Type630, Type1050と分れており、さらに小麦粉も普通の小麦(Weizen)の他にもディンケル(Dinkel)、ライ麦(Roggen)といった別の種類の小麦粉もあり、小麦粉一つ選ぶのに一苦労でした。
日本風食パン用には、グルテン含有量(小麦タンパク)の高いもの&ミネラル量が低いものが日本の強力粉に近そうなので、ミネラル量の少ないType405の中でタンパク量=Eiweiß量の多いものを使ってみることに。通常のType405のEiweißの量は9g/100gぐらいなので、スーパーで片っ端から小麦粉の成分表ラベルをチェックしてEiweiß量が多めのものを選んでみました。下記の物は問題なく膨らみ、フワフワに仕上がりました。
こちらはフランスの街、Wissembourgで買った小麦粉。Karlsruheはフランス国境にとても近いので、ローカル電車で1時間も走ればフランスの街に行けます。こちらはProtein量が15.6とかなり多めで最強力粉相当です。
こちらはREWEで買ったType405の小麦粉。こちらもEiweißが12g/100gと多め。
砂糖(Zucker)、塩(Salz)は普段料理に使っているもので問題なく使えています。
[イースト]
イースト(Hefe)は生イーストがスーパーの冷蔵売り場で小分けになって売っているのでそれを使用しています。最初は使い方に戸惑いましたが、最初に菌が生きているかだけ確認すれば、あとは特に失敗なく膨らむので便利です(発酵中の際の匂いは結構しますが・・・焼けばなくなります)。
生イーストはひと固まりで500~1000gの小麦粉に十分な量とかいてあるのですが、我が家では一斤(小麦粉300g)に対して、イースト1/4ぐらいで十分膨らむので、1つで4回分で1週間で使いきりです。
[バター]
バターはドイツでは無塩バターが主流なのか、有塩バターより沢山並んでます。(最初はまったく気づかず、無塩バターをパンに塗って食べていました)有塩バターの場合はどこかに「gesalzen」とか「mit Meersalz」と書いてあり、無塩の場合は特に表記がないような気がします。とりあえずパンを作るときにはSauerrahmbutterと書いてある発酵無塩バターを使っています。
2013年5月18日土曜日
松竹:日本食材店
Karlsruheには日本の食材を売っているアジア系のお店が何件かあり、さらに醤油や海苔などは普通のスーパーで売っているため、割高感は否めませんがそれほど日本食材には不自由していませんでした。
しかし最近オットットの好物だったMORI-NUの本にがり豆腐が見当たらなくなってしまったので、日本人が沢山在住しているデュッセルドルフの日本食材店松竹に今回初めて注文してみました。サイトは英語・ドイツ語・日本語・韓国語で提供されており、50ユーロ以上買うと常温便でドイツ国内なら送料無料といううれしいサービス付きです。さすが日本食材店だけあって、素晴らしい品揃え。さらにKarlsruheより値段が少し安めなところもうれしいです。
豆腐、麺つゆ、酢、味噌、お米、キムチ、お稲荷さん(近所で豆腐は売っていても油揚げはないので・・・)などを注文し、アメリカのPaypalアカウントで支払いもできました。(Billing&Shipping addressがアメリカ固定になっている関係でドイツのアウトドアショップのサイトではPaypalで買い物ができず・・・松竹では決済の際にメモ欄にshipping address変更のお願いを書いておいたらきちんとドイツの住所に届きました)
注文から2営業日程度と迅速に届き、一つ一つプチプチや紙で包んであるとても丁寧な梱包でした。
お米も2人だと一か月で5キロ近く(以上?)は食べるので、次回の滞在時にもぜひ利用したいです。
しかし最近オットットの好物だったMORI-NUの本にがり豆腐が見当たらなくなってしまったので、日本人が沢山在住しているデュッセルドルフの日本食材店松竹に今回初めて注文してみました。サイトは英語・ドイツ語・日本語・韓国語で提供されており、50ユーロ以上買うと常温便でドイツ国内なら送料無料といううれしいサービス付きです。さすが日本食材店だけあって、素晴らしい品揃え。さらにKarlsruheより値段が少し安めなところもうれしいです。
豆腐、麺つゆ、酢、味噌、お米、キムチ、お稲荷さん(近所で豆腐は売っていても油揚げはないので・・・)などを注文し、アメリカのPaypalアカウントで支払いもできました。(Billing&Shipping addressがアメリカ固定になっている関係でドイツのアウトドアショップのサイトではPaypalで買い物ができず・・・松竹では決済の際にメモ欄にshipping address変更のお願いを書いておいたらきちんとドイツの住所に届きました)
こちらがオットットお気に入りの豆腐。絹ごしです
欧州産(イタリア)のこしひかり!ネーミングはやっぱりおかしな感じですが、普通においしいです。
セールになっていたので、お試しで購入。手軽でよかったです。酢飯にホースラディッシュをドカッと入れたら、わさび稲荷のようで意外な美味しさ。お稲荷さんはこちらでは売っていないので(甘い味付けが受け付けないのかな?)久々に食べました。注文から2営業日程度と迅速に届き、一つ一つプチプチや紙で包んであるとても丁寧な梱包でした。
お米も2人だと一か月で5キロ近く(以上?)は食べるので、次回の滞在時にもぜひ利用したいです。
2013年5月17日金曜日
食パン
ドイツパンというと、すこし酸味があり硬くてどっしりとしたパンが主流です。私はドイツパンが結構好きでちょくちょく食べているのですが、アメリカのサワードウも食べられないオットットにドイツパンのハードルはかなり高いのか、もっぱらカイザーパンやフォカッチャといった白いパンのみを朝食に食べています。スーパーにはトーストもあるにはあるのですが(American Sandwich Toastという名前)、超薄切りなうえ、賞味期限が異様に長いので、こわくて買えません・・・とりあえず酸っぱさがないだけまだいいらしいのですが、寝ぼけた状態ではパンの硬さが顎に厳しいのか、いつもの半分程度しか食べられず「日本のふわふわの食パン・・・」と恋しそう。
ドイツでの日本風の食パン作りは小麦粉の種類の違いからかなり難しいと、いろんな在独の方のサイトに書いてあったのですが、Eiweißの多めなType405の小麦粉でとりあえず試してみたところ、意外にもアメリカの小麦粉よりもフワフワな食パンができました。(シアトルのはPana製HB使用なのですが・・・)
前の住人が料理好きだったのか、妙に充実しているキッチンからパウンドケーキの型らしきもの、麺棒、ドウフック付きハンドミキサー、作業台を掘り出して、Cookpadのこちらの配合比を使って作ってみました。
ドイツでの日本風の食パン作りは小麦粉の種類の違いからかなり難しいと、いろんな在独の方のサイトに書いてあったのですが、Eiweißの多めなType405の小麦粉でとりあえず試してみたところ、意外にもアメリカの小麦粉よりもフワフワな食パンができました。(シアトルのはPana製HB使用なのですが・・・)
前の住人が料理好きだったのか、妙に充実しているキッチンからパウンドケーキの型らしきもの、麺棒、ドウフック付きハンドミキサー、作業台を掘り出して、Cookpadのこちらの配合比を使って作ってみました。
ハンドミキサーで捏ね中
一次発酵前
一次発酵終了時
(蓋つきシリコンスチーマーに入れて発酵すると、乾燥せず、なおかつ生地離れがよく便利)
(蓋つきシリコンスチーマーに入れて発酵すると、乾燥せず、なおかつ生地離れがよく便利)
ガス抜き後
ベンチタイム後、 整形して二次発酵
(発酵機能なしのオーブンなので、温度と湿度キープのためお湯を入れた鍋を一緒に入れます)
(発酵機能なしのオーブンなので、温度と湿度キープのためお湯を入れた鍋を一緒に入れます)
二次発酵終了
普通の食パン、結構釜伸びよくできました。
ブドウ入り食パン、こちらのほうがふわふわ度が高い気がします。ブドウのおかげ?
手捏ねの場合生地にグルテン膜ができるまでしっかりこねるが大変ですが、ハンドミキサーでやってしまうので、作業自体は20分ぐらいで、あとはちょくちょく発酵具合を確認するぐらいと楽ちんです。
ブドウ食パンを食べたオットットによると、「日本の食パンとちょっと香りが違うけど、フワフワしている!」とのこと。オットットの朝食の量も元通りになり、とりあえずパン問題は解決です。
2013年5月15日水曜日
コーヒー
ドイツがコーヒー大国だということをドイツに来て初めて知ったのですが、街中のコーヒー店の数、スーパーでのコーヒーの種類や電気屋SATURNでのコーヒーやエスプレッソマシンの売り場の規模からも確かに、ドイツ人がコーヒー好きであることがわかります。
我が家でもコーヒーは必需品のため、コーヒー豆は切らさないように常備してあります。オットットのお気に入りはもちろん飲み慣れたスターバックスなのですが、やはり輸入品?の所為か8ユーロ/250gとびっくりするぐらいドイツでは高いので代替品を見つけることに。
スーパーで一番よく見かけるのがカフェクレマ用なるものですが、イマイチ私たちの好みのものが見つからず、邪道とは知りつつ自分でブレンドすることにしました。
ベースはTchiboというドイツのコーヒー豆屋さんのGUATEMALA GRANDE 500g
(Tchiboはかなり多角経営をしていて、コーヒーを売っている傍らで、服や携帯電話、ガーデニング用品などが週替わりで店頭にならぶ、ちょっと変わったお店です)
コーヒーに苦みが欲しいとのことなので、Karlsruheの隣町ETTLINGENのコーヒー屋さんのEspresso N0.5 250gです。
この2つをジップロックに全部いれてジャカジャカふって完成です。すこし酸味が強く出る日もありますが、だいたい美味しいコーヒーが入れられるので満足しています。
我が家でもコーヒーは必需品のため、コーヒー豆は切らさないように常備してあります。オットットのお気に入りはもちろん飲み慣れたスターバックスなのですが、やはり輸入品?の所為か8ユーロ/250gとびっくりするぐらいドイツでは高いので代替品を見つけることに。
スーパーで一番よく見かけるのがカフェクレマ用なるものですが、イマイチ私たちの好みのものが見つからず、邪道とは知りつつ自分でブレンドすることにしました。
ベースはTchiboというドイツのコーヒー豆屋さんのGUATEMALA GRANDE 500g
(Tchiboはかなり多角経営をしていて、コーヒーを売っている傍らで、服や携帯電話、ガーデニング用品などが週替わりで店頭にならぶ、ちょっと変わったお店です)
コーヒーに苦みが欲しいとのことなので、Karlsruheの隣町ETTLINGENのコーヒー屋さんのEspresso N0.5 250gです。
この2つをジップロックに全部いれてジャカジャカふって完成です。すこし酸味が強く出る日もありますが、だいたい美味しいコーヒーが入れられるので満足しています。
2013年5月12日日曜日
シュパーゲル
ドイツの春の味覚といえばなんと言ってもシュパーゲル(白いアスパラガス)です(オットットのドイツ人の友人はイチゴだと言っていましたが・・・)。Karlsruheはドイツのシュパーゲル街道と呼ばれるシュパーゲル生産地の一地域のため地物が簡単に手に入ります。シーズンが始まるとスーパーではこんな機械もお目見えします。かなり大きな機械で、最初はなんだかさっぱりでしたが、シュパーゲルの自動皮むき機です。左からシュパーゲルを1本づつ入れていくと、右から綺麗に皮がむかれたシュパーゲルが水の中に落ちる仕組みです。
地物のシュパーゲルが出回る時期は4月中旬ごろから、6月24日(洗礼者ヨハネの祝日)までと意外に長く、値段もかなり変動します。オットットいわく、日本のフキノトウのようなもので、春になると一度は食べないとね!とのことなので、この日は珍しくドイツ風の晩御飯に・・・
これで大体6ユーロぐらいです。まずは皮をピーラーで剥いて、剥いた皮、バター、砂糖、塩と一緒に鍋に入れ10分程度茹でます。他にもグラタンにしたりとか、サラダにしたりといろいろあるようですが、この調理方法が一番メジャーで簡単です。(茹で汁は後日シュパーゲルスープにして完食)
普段は全く食べたいと思わないシュパーゲルですが、やっぱり旬のものはおいしいので、春にドイツにいると必ず一度は食べたくなる味です。
地物のシュパーゲルが出回る時期は4月中旬ごろから、6月24日(洗礼者ヨハネの祝日)までと意外に長く、値段もかなり変動します。オットットいわく、日本のフキノトウのようなもので、春になると一度は食べないとね!とのことなので、この日は珍しくドイツ風の晩御飯に・・・
これで大体6ユーロぐらいです。まずは皮をピーラーで剥いて、剥いた皮、バター、砂糖、塩と一緒に鍋に入れ10分程度茹でます。他にもグラタンにしたりとか、サラダにしたりといろいろあるようですが、この調理方法が一番メジャーで簡単です。(茹で汁は後日シュパーゲルスープにして完食)
出来合いのオランデソースをかけて、付け合わせはドイツらしく豚肉(ローズマリー風味)、ジャガイモ、ニンジンです。
お米を合わせようと思ったのですが、なんとなくボンヤリしたオランデソースにお米は合わない気がしたので、珍しくパンの夕食です。付け合わせはザワークラウト風キャベツです(乳酸発酵させたのではなく、酢で味付けしたので・・・)。普段は全く食べたいと思わないシュパーゲルですが、やっぱり旬のものはおいしいので、春にドイツにいると必ず一度は食べたくなる味です。
2013年5月10日金曜日
サバ
ドイツでもお米と味噌汁をメインに食べている私たちのお気に入りといえば、こちらの燻製サバです。スーパーの魚売り場で1本4ユーロ程度で手軽に手に入ります。
最初見た時は魚らしくない金色の色合いに圧倒されましたが、サバらしい顔つきと縞模様、名前もMakrele(英語だとサバはMackerelなのでそっくり・・・)とあったので、試しに買ってみたところかなり美味しく、我が家のご馳走の一つになりました。いつ買っても結構丸々と太ったサバで、さらに燻製のせいか味が濃いので、半身を二人で分けるぐらいで丁度いいです。
レンジで1分程度あたためて、ご飯にのせて食べると本当に美味しいです。
2013年5月9日木曜日
携帯電話のチャージ
オットットも私もVodafoneの携帯電話を使用してるのですが、プリペイドのためちょくちょくチャージする必要があります。特にオットットの携帯は今滞在からスマートフォンにしたため、頻繁にチャージする必要があります。
チャージはdm(薬局)などで15ユーロ、または25ユーロのカードがあるので(大抵レジ周辺)、それをレジに持って行くと15桁のCash codeが付いた長いレシートがもらえます。
Cash Codeを携帯電話経由でアクティベートしてあげればいいのですが、レシートに書いてある方法だとドイツ語のガイダンスを聞いて操作しなくてはならないので、ドイツ語のアナウンスを聞かなくてもできる下記の方法で入金&確認をしています。
チャージ方法
*100*15桁のキャシュコード# ->通話ボタン
残高確認方法
*100# ->通話ボタン
オットットはいつまでたってもこの方法が覚えられず、携帯の残額がなくなると、「チャージして!」と持ってくるので、今後のための覚書として残すことにしました。
2013年5月8日水曜日
ゴミの分別
Durlachのアパートに住み始めた際に、大家さんからごみの分別について教えてもらいました。
分け方としてはこんな感じで、結構細かく分ける必要があります。
- ペットボトル
- ビン
- 電池
- 綺麗な紙
- リサイクル(紙、プラスチック、缶、木材など)
- 生ごみ
- 生活ごみ(上記以外のもの全部)
飲み物のペットボトルとビンでデポジット込の物はスーパーの専用の返却機に返します。
調味料などが入っている瓶やワインボトルは街なかにある専用のごみ箱に入れます。
リサイクルはアパートの前の赤色(Rot)の蓋のボックス[Wertstoffe=Recyclables]
生ごみは緑色(Grün)の蓋のボックス[Bioabfälle=Biodegradable Waste]
生活ごみは灰色(Grau)の蓋のボックス[Restmüll=Residual Waste]
と分けられており、分けるのは少し面倒ですが、収集日に関係なく毎日入れることができるのでとても便利です。
生ごみは緑色(Grün)の蓋のボックス[Bioabfälle=Biodegradable Waste]
生活ごみは灰色(Grau)の蓋のボックス[Restmüll=Residual Waste]
と分けられており、分けるのは少し面倒ですが、収集日に関係なく毎日入れることができるのでとても便利です。
2013年4月30日火曜日
Champignons-Pfanne (きのこの煮込み)
だいぶ季節外れですが、ドイツのクリスマスマーケットの屋台で出される料理の一つChampignons Pfanneというキノコ煮込みがあります。いろんなところで食べれるのですが、一昨年の冬に、Baden-Badenのクリスマスマーケットで食べたChampignons-Pfanneが特に美味しく、どうにか再現したいとずっと思っていました。
Baden-Badenで食べたときの写真。
「champignonpfanne(キノコ煮) weihnachtsmarkt(クリスマスマーケット)」と検索して出てきたレシピなどを参照しながら作るようになって、だいぶそれらしいものができるようになってきました。材料はいたっていシンプルで、マッシュルームと玉ねぎだけ。しかも調理法も簡単で、玉ねぎとマッシュルームをフライパンでオイルと一緒に全体が飴色になるまでしっかり炒め、パプリカパウダーとガーリックパウダーを全体をなじませる。水とブイヨン、バルサミコ酢を入れて煮詰めれば完成です。食べる際には、ニンニクソースをかけて食べます。
このレシピにしてから、オットットも「だいぶ近いと思う」とのこと、ただお互いまだなんとなく違う気がするので、答え合わせは今年の冬にまたBaden-Badenのクリスマスマーケットに食べに行くしかなさそうです。
Baden-Badenで食べたときの写真。
「champignonpfanne(キノコ煮) weihnachtsmarkt(クリスマスマーケット)」と検索して出てきたレシピなどを参照しながら作るようになって、だいぶそれらしいものができるようになってきました。材料はいたっていシンプルで、マッシュルームと玉ねぎだけ。しかも調理法も簡単で、玉ねぎとマッシュルームをフライパンでオイルと一緒に全体が飴色になるまでしっかり炒め、パプリカパウダーとガーリックパウダーを全体をなじませる。水とブイヨン、バルサミコ酢を入れて煮詰めれば完成です。食べる際には、ニンニクソースをかけて食べます。
- 白いマッシュルーム(大きければ4等分)
- 玉ねぎ(薄くスライス)
- ブイヨン1個
- パプリカパウダー
- ガーリックパウダー
- バルサミコ酢
- オリーブオイル
- ガーリックソース(写真のピンクのラベル)
このレシピにしてから、オットットも「だいぶ近いと思う」とのこと、ただお互いまだなんとなく違う気がするので、答え合わせは今年の冬にまたBaden-Badenのクリスマスマーケットに食べに行くしかなさそうです。
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