2013年11月11日月曜日

日本食

ドイツで一緒にクライミングによく行く友達が日本食を作りたい&食べてみたいとのことだったので、作って楽しそうな日本食?にチャレンジしてみることにしました。ちなみにドイツ人の友達は日本食はほとんど食べたことがなく、魚もめったに食べないそう。

ドイツ人夫妻に日本在住経験のあるドイツ人家族(大人1人+子供2人)の計5人。
作ったのは子供うけがよく、日本食に慣れていない人でも大丈夫そうな下記の4つ(餅は日本から持ってきていた餅をフライパンで焼いただけですが・・・)
-餃子
-お好み焼き
-巻き寿司(スモークサーモン&アボガド)
-磯辺餅

今回はオットットも一緒にキッチンに立って奮闘したため写真はありませんが、作ったものの覚書を残そうと思います。


1/3に切ってフライパンで焼いて、磯辺餅に。こちらは初めてのお餅が喉に詰まりはしないかとハラハラしていたのですが、子供たちはMochi~とうれしそうに全部平らげてくれました。

餃子
皮を近くのアジア食材店で見つけていたので、具を作ってあとは包み方を見せたら子供たちも一緒に5人でせっせと包んでくれました。まるでマウルタッシェみたい!と大喜び。
皮:Asian Landで1.65ユーロで一つ20枚入り
具:ひき肉300g、ニラ2~3本、白菜3枚、シイタケ、ショウガ、ニンニク、オイスターソース、醤油、ゴマ油
ジップロックに全部入れてひき肉の油が溶けるぐらいよく揉みこみ、袋から直接具をスプーンで取り出すと後片付けが楽です。約40個分

巻き寿司
こちらも1本をお手本で巻き、残りの3本は大人たちが交代で巻いてくれました。お米はどこまで乗せるの?のりの端に水はつけるの?(餃子の後に作ったため、こんな質問がでたのかと・・・)など私にとってはビックリな質問が沢山出て、逆に楽しませてもらいました。具がサーモンとアボガドだけだったので、全員はみ出すこともなく仕上がりました。
酢飯:チビクロちゃんで2合硬めに炊飯し、リンゴ酢(米酢は高いので、ドイツではリンゴ酢で代用)、砂糖、塩で作ったすし酢を混ぜて酢飯は完成
具:生臭くないスモークサーモンとアボガド

お好み焼き
ドイツにあるもので簡単に作れて外国人でも食べれる物といえばお好み焼きというオットットの助言で、あり合わせの材料でお好み焼きにもチャレンジ。(確かに日本に遊びに来たドイツ人の友人をお好み焼き屋に連れて行ったらバクバク食べていたので大丈夫かと・・・もちろん豚肉のお好み焼きを選びましたが)
でき上がりにオットットが鰹節を振りかけると「ふわふわと動く様子が面白い!」とみんなが楽しんで食べてくれたのでよかったです。豚肉は前日から塩漬けにした塩豚を薄切りにしていれたのですが、塩味がいいアクセントになってよかったです。

お好み焼き粉:小麦粉、片栗粉(小麦粉と片栗粉は1:1)、シイタケのだし、カツオだし粉、卵
具:キャベツ、チーズ、薄切りにした餅、塩豚
ソース:トンカツソース、ケチャップ、はちみつで作ったお好み焼きソース(オットットが適当に混ぜたので配合比は分からず・・・でもすごくお好み焼きソースに近い味でした)とマヨネーズに鰹節
キャベツはこのへんてこりんな形をした Spitzkohl(その名も尖ったキャベツ)が柔らかめで日本のキャベツに近い気がします。大きいものだと抱えるぐらい大きさあるのですが、写真のサイズ程度の小さいものもよく売っているので、使いきりやすいのもいいです。

どれも居酒屋料理的なものだったため、ドイツ人夫妻が用意してくれたALTENMUNSTER URIG WURZIGHoepfner, krausenという2つのビールがよく合いました。HoepfnerはKarlsruheの地ビールなのでよく飲む機会がありますが、Krausenは初めてでした。飲む際にPilsとWeissの中間のような感じと教えてもらった通り、とても飲みやすい美味しいビールでした。
食後にはドイツ人夫妻が用意してくれたKinder Überraschungというおもちゃ入りのチョコを子供たちと一緒にくじ引きのように引いて楽しみました。Kinderのチョコレートは好きでよく買うのですが、そういえば今までおもちゃ入りのチョコエッグは一度も買ったことがありませんでした。大人でもKinder Überraschungのコレクターがいるのがなんとなく納得できる楽しさがありました。さらに手作りのラズベリーのソルベやアイスクリームをご馳走になり大満足でした。

ドイツの材料でも意外になんとか作れるものだなぁ・・・とオットットと2人でほっと一息です。