2011年11月7日月曜日

のど飴

シアトルと比べ、空気がとっても乾燥しているためか、先週末からオットットが喉が痛いと言い出しました。部屋の湿度を上げるため、濡らしたバスタオルを夜椅子にかけたりしているのですが、あまり効果がないようです。

確かに街でもコホコホしている人が多く、インフルエンザの季節になってきたので心配です。とりあえず熱も咳もなく、ただ痛いだけのようなのでのど飴を買うことに。
「はちみつカリンのがいい」というちょっと無理な注文を受けつつ、とりあえず近所のドラッグストア「dm]へ。
のど飴はドイツ語でHustenbonbons (Hustenが咳、bonbonは飴)かHalsbonbons(Halsは首だけど、この場合は喉?)。
かりんはQuitte(英語がQuinceなので近いです)、はちみつはHonig(これも英語Honeyに近くわかりやすい)。
棚にはぎっしりのど飴が・・・選んでいる間、どんどんみんな買っていきます。これだけ沢山の種類もあるし、こちらの人にも必需品なのでしょう。(写真に写っている棚は全部のど飴)
ハーブが苦手なオットット用なので、ハーブがたっぷり入っていそうな物は避け、カリンは見つからないので、とりあえずはちみつが一杯入っていそうな物でお試しサイズ(50円程度の小袋)をいくつか購入。
名前の通り、はちみつ一杯の飴
こちらのSanddornという果実は初めて見るもの。英語ではシーバックソーンというそうです。
セージとはちみつ
これは土曜日乗った電車で目の前の人が食べていたもの・・・Salbei-bonbons(セージ飴)。見るからにオットットは手をつけなさそうだけど、自分用に購入。
夕飯後に試食大会です。怖々といった感じでパッケージを見ていましたが、私オススメのRicolaのSanddornは「うん、普通・・・食べれる」と言って、とりあえずRicolaの飴をなめることにしたようです。

クライミング

土曜日はオットットの同僚と外岩クライミングにいってきました。最寄駅Annweiler am Trifelsで待ち合わせなので、気温があがるお昼を目指して電車で移動です。
 Annweiler am Trifelsの周辺の山の頂上には廃墟となったお城が沢山あるそうで、クライミングエリアになっているお城もあるそう。
 目的地に到着したので、道具の準備です。私たちの外岩用道具は全部シアトルにおいてきてしまったので、ヘルメットやカラビナなどを貸してもらいました。
 駐車場からは歩いて10分もかからないとってもアプローチのいい岩場です。
 トポ図、今回登る岩場はAsselsteinといいます。
オットットの同僚がまずは登ってくれました。奥さんがビレイヤーです。
 トップロープにしてくれたので、オットットと私も順番にチャレンジ。岩の種類は砂岩。いつも登っている花こう岩とは違って、初めての私にはかなり大変でした。
トップロープでアップした後は、テラスのある岩場までオットットの同僚、奥さん、私、オットットの順番で登り、素晴らしい紅葉を堪能です。
さらにもう1ピッチ登るよ!と言われさらに15メートルほど上のテラスへ移動。(マルチピッチ初めてだったのですが・・・なんとか登れました。)岩の反対側の景色も開けてまさに絶景。連れて来てくれた二人もここの景色が大のお気に入りだそう。

 岩場の一番低いところ(35m)から懸垂下降で降ります。
 使わないロープをしょって降りるので、背中に括りつけています。
 終わった後は駐車場の脇にあるレストランでご飯です。ハイキングに来ている人や、ご飯だけ食べに来ている人などで結構にぎわっていました。後から相席になったおじいさん達のグループも昔はこの日登った岩場でクライミングをしていたそうで、いろいろと通訳してもらって教えてもらいました。
ドイツらしい組み合わせ。ハムとザワークラウト。ソーセージとポテト。おいしかったです。

2011年11月4日金曜日

パン屋

オットットがアメリカ人の同僚から美味しいパン屋と教えてもらったパン屋さんへと行ってきました。昨日一緒にクライミングをしたドイツの人によれば、カールスルーエで一番美味しいパン屋さんで、さらに3店舗展開しているそう。家からトラムで2駅。歩いても15分もかからないところにありました。

2時頃出かけたのですが、外まで人が並んでいます。
クッキーが山盛り
中はこんな感じで、カウンターの奥の店員さんに注文する対面販売。とりあえずパンの種類が多すぎ&見たことのないパンばかりでパニックです。
 とりあえず書いてある文字が読めたパンと、カイザー、クロワッサンなどの知っているパンをお試しで購入です。カイザーと馬蹄型のパンは、どちらもふわふわしていてとっても美味しく、オットットも気にいった様子。
買い足すべく翌日、再び今度はお友達とパン屋へ。こちらで一番人気の名物ケーキ、黒い森のサクランボケーキ(Schwarzwalder Kirscgtorte)を教えてもらったので、パンと一緒にケーキも1つ試しに購入。こっちでは大抵、ケーキは箱にではなく、紙でぐるぐるに包んでくれます。
クリームとチョコレートの層になっているケーキです。今夜の食後のおやつです。

2011年11月3日木曜日

マウルブロン修道院

アップし忘れていたカールスルーエ近郊の観光第2弾。

この日はカールスルーエから1時間半ほどにあるマウルブロン修道院へ。ここは中世の修道院の建物が非常によく保存されていて世界遺産にもなっているそう。そのほかにはヘルマン・ヘッセゆかりの地で、車輪の下の舞台になっているのだが、文学に疎い私たち・・・・どちらかというと、ケプラーが通った神学校と言われたほうが興味がわきます。

今回はBaden-Württemberg Ticketという1日州内のローカル電車乗り放題パスを29€で購入です。このパスとってもお得にできいて、なんと5人まで同じ価格。ICE/ICなどの特急電車以外はほぼ全部乗れるという、近郊観光にはぴったりのパスです。
まずはトラムにのってカールスルーエ駅へ。日曜日の朝のダウンタウンは閑散としています。(日曜日はスーパーも含めほぼ全部のお店が休みなので・・・)
 快速電車 REGIOです。ICとあまり変わらない早さで、中もとっても綺麗。
 最寄駅のについたら、700番のバスへ。これも1日券に含まれているので、切符を見せるだけでOKです。
 日曜日の午後とあって、結構な観光客です(ドイツ人の方が大半です)ほとんどの人たちは車できているようで、近くに大駐車場がありました。
入場券と解説器を借りてスタートです。この解説器、なかなか詳しい説明をしてくれる優れ物。しかも1台で二人で聞けます。
 全体の模型です。修道院が一つの村のような形で、お堀の中に建っています。
広場
2時過ぎだったので、まずはご飯。パスタが辛かったようで、オットットは汗でびっしょり。スープは餃子のような具がたくさん入っていてなかなかのボリュームで美味しかったです。
修道院の回廊です。石造りのため、外より寒い・・・・煮炊きをする煙を建物の内部に通して暖房としていたそうですが、石造りの建物は想像以上に寒そうです。
 中庭に面して建っている噴水の部屋です。明かりとりの窓の細工がきれいです。
 お堀を越えて外へと行くところからパチリ。手前の建物などは、お土産屋さんやレストラン、カフェになっています。
お堀は今は畑になっていました。

2011年11月2日水曜日

研究所見学

オットットのドイツでの仕事場はとってもセキュリティが厳しいところで、一般の人は入れませんが、折角の機会ということで、同僚の方が申請してくださり、普段は入れない研究所内部を見に行けることに。同僚の奥さんと一緒にパスポート持参でお出かけです。

入り口の受付で、申請してあることを伝え、パスポートを見せてビジター用のセキュリティパスを発行してもらいました。名前と日付が入っています。
沢山のビルが立ち並ぶ大きい研究所です。オットットの所属している研究施設以外は写真撮影禁止なので、外は写せません。

内部の表示は英語が多いですが、こんな感じの手作りのものはドイツ語。「ドアは常に閉めてください」?と書いてあるようです。
 ドアをくぐるとすぐに大きな機械がならんでいます。
 見覚えのあるものもちらほら・・・これはつい最近までシアトルにあったものです。オットットより一足先にドイツに来ていたようです。
 モニター類もちゃんと動いていました。
 まだ実験装置が稼働していないので中をのぞくことができます。ライトに照らされて、意外なことにとっても綺麗でした。
 反対側から見た図。とにかく大きい装置です。
 装置の穴から見ているオットット。
 オットットの同僚が説明してくれる中、一人熱心に模型を眺めているオットット、、楽しそう。。
実験装置の見学が終わった後は、研究所内のすごい味と評判の学食でランチをとり(それほど酷くはなく、私たちは大外れは引かなかったようです)、オットットのオフィスのあるビルでコーヒーをご馳走になりました。1杯0.15€。豆から挽いてくれ、濃さもエスプレッソからアメリカンコーヒーまで対応というなかなか優秀な機械です。